Wednesday 18 July 2012

夏の旅、3日目の夜。[サイマー湖畔]

皆様、モイ!
よしこです。

ささっと4日目へ進みたいところですが、しつこく3日目が続きます。苦笑。
とても素敵な夜だったので、忘れたくないのです。お付き合いいただければ嬉しいです。


サヴォンリンナ(Savonlinna)を出発して向かった宿泊先は、サイマー湖(Saimaa)。フィンランド最大の湖で表面積は4380㎢もあるのです。東京ドーム93680個分!みたいですヨ。(←一度コレを言ってみたくて、わざわざ計算しました。笑。)全く実感として何も伝わりませんね。「大きい!」ということですが。。

サイマー湖に浮かぶとある島に建設中の、友人の親戚のモッキ(mökki:コテージ)が宿泊地。
陸を行けるところまで車で進んだ後、ボートで迎えに来てもらいました。




「建設中」と書きましたが、約20年前にこの島の一部を購入した家主がすこーしずつ自分の手で建物を建てていったのがこのモッキ。最初はサウナ小屋を作り、母屋を作り、トイレを作り、今はゲストハウスを建てたところだそうです。図面は息子さんがひいて(←建築関係のお仕事をされているそうで・・)、建てるところは専門家が、ペンキ塗りから改良、メンテナンスは自分で、という手法とのこと。

こういうスタイル、フィンランドではとても多いです。
「自分のモッキを所有すること=第二の職業を持つ」と冗談で言うほどに、モッキやモッキ用の土地を購入した人は仕事の後が忙しい!笑。コツコツ自分のお城を作るようなものでしょうか。モッキは大人の趣味なのかもしれませんね。私は建てられたモッキに滞在するほうが好きですけどね。笑。


島に着いてから湖をパチリ。




ちょうど同行していた友人はこの建築プロジェクトを手伝ったそうで、「あの柱は10年くらい前に自分で塗ったんだよねえ。」と。思い出で出来上がっているようなモッキ。素敵ですねえ。


話は尽きないので、そのままサウナへ。
ふざけてみんなで広告的な写真の撮り合いっこをしました。笑。SCOPEさんのタオルとKarjalaビールでパチリ。




夕食はコタ(kota)で焚火を囲みながら。


このコタも手作りなんですって!数年前の大嵐にもびくともしなかった屋根。すごい!!



月が出て来たところで、名残惜しいながらも「おやすみなさい」。





新作の、笑、ゲストハウスに泊まらせてもらいました。まだ木の香りがするお部屋の壁も数年後には良い色に変わっているのでしょうね。


良い一日でした。

















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